DIARY

銀河系月地帯 MOONZONE in the Milkyway

3日間降り続いた雨が止んだ日の夜、友人たちと近所の大浜海岸へ星を撮りにいってきた。
ずっと蛍光灯の下で作業してたから、最初は目がチカチカで星がよく見えなかったけど、慣れてくるうちにどんどん星が増えて(笑)浜に着く頃にはすごい量になってた。天の川もぼわーん。
Kちゃんとモモンガちゃんの星座表アプリ(私は初!!)を使って、いろんな星座や火星、木星、星雲、衛星ひまわり、そして、長年みてみたかった蠍座のアンタレスを見つけることができて大興奮!!!アンタレスは、その昔は太陽の230倍の大きさとかって言われていたけど、今では600〜800倍とそのアプリの情報に書かれてて、ぎゃー!もう、いみわからん!とにかく、でかすぎる!!それでも、肉眼では火星の方が大きく明るくみえるから、ふしぎ。まあ、それだけ遠くにあるからなんやけど。ていうか、まだ在るのかな。距離は時間でもあるんだな、となんか車に乗ってたり、自転車乗ってたり、移動するときになんとなーく考えたりするけど、本当に、当然のことなんやけど、星の距離もそれだけ時間が経過したよってことを表してて、なんとなく、空間的に未来だったり過去だったりを見てる気がする。部屋のすみでさえも、時間を要して移動するわけですから、ってわけわからんこと書いてるのか?物理学的なやつ。
そのアプリを地面にかざしても、ちゃんと星座や、さっき沈んだ太陽の位置を示してて、もうそうなると地球も透明なわけですから、うおーーー私浮いてる〜〜!なんて、ばかみたいに興奮したわ。

そうこうしてる間もひとしきり、Kちゃんは星をばしばし撮り続け、私になんかおもろいことしてって指令があったので、携帯のライトでMOONZONEってかいたら、おぉ〜って。テイク6ぐらいでやっとコツ掴んでうまくできた。一文字2秒のルール。それから、モモンガちゃんが指でライトを隠して、肌からもれるうす灯で書いたの「これは血の色だね」ってステキなこと言ってた気がする。手の日の平を太陽に透かしてみれば、真っ赤に流れる僕の血しおー!って歌のやつ。それから、3人で撮ろうってなって、おのおのが違うスキル発揮して息切らしてやり遂げた。わたしはレジャーシートにライト透かしてレインボーぽくかなりアブストラクトなモノになりました。
宇宙のパワーを多めに吸収したせいか、朝まで眠れなかったけれど、たまには、我々の脳みそ全部つかったって理解不能なデカさの中で浮かんでぐるぐる回ってるってことを再確認するっていいなと思いました。
milkyway hiwasa

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All photo by S. Koike

 

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